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Telexistence inc.への追加出資を決定

東京大学協創プラットフォーム開発株式会社(本社:東京都文京区本郷、代表取締役社長 大泉克彦、以下「東大IPC」)が運営する協創プラットフォーム開発1号投資事業有限責任組合(以下「協創1号ファンド」)は、東大関連ベンチャーで遠隔操作ロボットを活用した場所を選ばない労働参画を可能にする拡張労働基盤(Augmented Workforce Platform、以下、AWP)の構築を目指すTelexistence inc. (本社: 東京都港区、代表取締役CEO: 富岡仁、以下「テレイグジスタンス社」)に対して、約1億円の追加出資を行うことを決定しました。2018年に実行済みの約3億円の出資と合わせて、約4億円の投資実行となります。

 

協創1号ファンドは、東京大学関連ベンチャーの育成促進と、東京大学を取り巻くベンチャーキャピタルの質・量の充実、を中心に据えて運用を行なうことで、東京大学の周辺に持続可能なイノベーション・エコシステムを構築し、世界のベンチャー創出拠点の一つとなることに寄与することを目的としています。具体的な運用として、これまでに6つのベンチャーキャピタルへのLP出資(ファンド オブ ファンズ)と、20社以上の東京大学関連ベンチャーへの直接投資を行い、現在も積極的に東京大学関連ベンチャーへの直接投資を行っています。

 

 

遠隔操作・人工知能技術を用いて、人間の存在と能力を拡張する世界を目指す。

 

社名にもなっているテレイグジスタンス(遠隔存在)は、東京大学の舘暲名誉教授が38年前に提唱し、長年研究されてきた技術テーマとなっており、テレイグジスタンス社は、この技術を社会実装するために設立された東大関連ベンチャーです。同社はロボットを変え、構造を変え、世界を変える、をミッションとし、遠隔操作・人工知能ロボットの開発およびそれらを使用した事業を展開しています。世界中から高い専門性をもつ人材が集まり、従業員の国籍は10を超え、ハードウェア、ソフトウェア、自動化技術を一貫して自社で開発しています。

 

ロボット(主に産業用ロボット)は、主に自動車・総合電気メーカーの工場内でしか普及していないのが現状です。テレイグジスタンス社は、ロボットの活躍の場を工場の外にまで広げ、社会の基本的なあり方を変革することを目指しています。最終的には、人間が複数の空間的・時間的スケールのネットワーク構造を介してつながり、相互作用し、進化していく社会の創造を目指します。

今回のテレイグジスタンス社への出資は、既存投資家で物流施設の世界的大手でもあるGLPをリードインベスターに迎え、既存投資家の東大IPC、Airbus Ventures、KDDI Open Innovation Fund、DEEPCOREに加え、複数の新規投資家が参画しています。これにより、2017年の創業以来の資金調達総額は約45億円となりました。今回の資金を製品開発チームの拡大や、小売店舗・物流分野等の顧客ニーズに沿った製品開発・導入加速に活用する計画です。

 

 

世界の物流市場の変革を目指し、GLPと連携強化

 

また、今回の資金調達と併せて、テレイグジスタンス社とGLPは、物流倉庫業務向けのAWPの開発と社会実装をさらに進める連携を強化します。AWPは、物流倉庫内の業務に携わる労働者が、倉庫に物理的に立ち会うことなく労働力を提供できるプラットフォームです。AWPを利用することで、倉庫内に設置されたロボットをインターネット経由で操作することができ、在宅のままパレタイズ(パレットへの積みつけ)やデパレタイズ(パレットからの荷下ろし)などの作業に参加することができます。世界中の労働者が、安全かつ低コストに海外の物流業務に携われるAWPの構築を目指し、遠隔操作ロボットのトライアル導入の準備と製品試作を進めています。

 

東大IPC は、今後も、東京大学周辺のイノベーション・エコシステムの発展およびそれを通じた世界のイノベーションを加速するため、ベンチャーキャピタルやオープンイノベーションを推進する企業との様々な連携を通じ、アカデミアの生み出す学術・研究成果を活用するベンチャーの創出、育成および投資を進めていきます。

 

 

Telexistence inc.について

概要                 遠隔操作・人工知能ロボットの開発

設立                 2017年1月23日

所在地             中央区晴海4-7-4 Cross Dock Harumi 1F

代表者             代表取締役 兼 最高経営責任者 富岡 仁

URL                 https://tx-inc.com/ja/top/

デモ動画          https://youtu.be/xuiIKukMA2k

 

 

東京大学協創プラットフォーム開発株式会社(東大IPC)について

概要       東京大学周辺のイノベーション・エコシステムの発展を目指す投資事業会社

設立       2016年1月

株主       国立大学法人東京大学(100%)

所在地    東京都文京区本郷7-3-1 東京大学南研究棟アントレプレナーラボ261

代表者    代表取締役社長 大泉克彦

URL       https://www.utokyo-ipc.co.jp/

 

 

【お問い合わせ】

東京大学協創プラットフォーム開発株式会社

東京都文京区本郷7-3-1 東京大学南研究棟アントレプレナーラボ261

TEL: 03-3830-0200 / FAX: 03-3830-0183 / Email: info2@utokyo-ipc.co.jp

担当パートナー: 水本尚宏

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