2022/3/1

モジュラス株式会社への追加投資を決定

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東京大学協創プラットフォーム開発株式会社(本社:東京都文京区本郷、代表取締役社長 大泉克彦、以下「東大IPC」)が運営する協創プラットフォーム開発1号投資事業有限責任組合(以下「IPC1号ファンド」)は、計算科学によるネットワーク型創薬を目指す東大関連ベンチャーのモジュラス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO 木村俊、以下「モジュラス」)に対して、約 6億円の追加出資を決定しました。

 

また、今回のモジュラス社への投資は、グリーンコインベスト投資事業有限責任組合、SBIグループ、及びHeights Capital Management, Inc.、ジャフコグループ株式会社(本社:東京都港区、取締役社長 豊貴 伸一)、株式会社慶應イノベーション・イニシアティブ(本社:東京都港区、代表取締役社長 山岸広太郎、以下「KII」)、及び株式会社ファストトラックイニシアティブ(本社:東京都文京区、代表取締役 木村 廣道、以下FTI)との共同出資となります。

 

自社創薬研究プログラムの更なる推進及び製薬企業への導出を加速

 

モジュラス社は、製薬会社の創薬研究のプロセスをファブレス化し、多数の創薬プロジェクトを少人数の創薬の専門家で運営する創薬ベンチャーです。コンピューター上で分子モデリングを行うことで創薬の初期工程における化合物のスクリーニングや合成のプロセスを大幅に短縮し、従来よりも短期間・低コストで低分子医薬品の開発体制を目指します。

 

東大IPCは、モジュラス社が東京大学の研究成果を含む世界最先端の技術を統合した独自のプラットフォームを構築していく創薬アプローチへの共感と、旧来の手法で開発できなかった治療薬のない疾患に対する革新的な薬剤開発への期待から、2020年5月の出資から支援をしてきました。同社の自社創薬研究プログラムの更なる推進に加え、事業会社及び大学研究機関等との共同研究の拡充、さらにグローバルな研究開発体制強化を行い、製薬企業への早期導出及び協業事業展開を加速していくための追加投資となります。

 

東京大学周辺の持続可能なイノベーション・エコシステムの発展を目指す、協創1号ファンド

 

協創1号ファンドは、東京大学関連ベンチャーの育成促進と、東京大学を取り巻くベンチャーキャピタルの質・量の充実、を中心に据えて運用を行なうことで、東京大学の周辺に持続可能なイノベーション・エコシステムを構築し、世界のベンチャー創出拠点の一つとなることに寄与することを目的としています。具体的な運用として、今までに6つのベンチャーキャピタルへのLP出資(ファンド オブ ファンズ)と、20社以上の東京大学関連ベンチャーへの直接投資を行い、現在も積極的に東京大学関連ベンチャーへの直接投資を行っています。

 

事業化までに長い時間と比較的大きな資金が必要となるバイオテック・ディープテックベンチャーに対しては、長期ファンドを運用する東大IPCとして継続的な支援提供、その成功に向けた伴走を今後も行なってまいります。

 

東大IPCは、イノベーション・エコシステムの発展のため、ベンチャーキャピタルとの連携とともに、東京大学関連ベンチャーへの直接投資による育成促進を更に進めていきます。

 

【モジュラス株式会社 代表取締役 木村俊氏のコメント】

「この度、日本と世界を代表し最先端バイオ企業の発展をリードしてきた既存の株主の皆様と新たな投資家の皆様にSeries Cラウンドへご参加いただいた結果、23.4億円の資金調達を完了いたしました。過去数年間に渡って私たちを支えてきた株主の皆様、そして、「最先端シミュレーション技術を駆使し、画期的治療薬候補を持続的に創出する」我々のビジョンに新たに共鳴しご参画いただいた投資家の皆様に深く御礼申し上げます。皆様のご支援により、過去5年の間に弊社の効率的かつ多様性のある創薬プラットフォームを構築、検証、応用が順調に進展し、2018年に創薬ポートフォリオを立ち上げて以来、3つの先行プロジェクトにて複数のin vivo疾患モデルに対してポジティブな実験結果が得られております。現在、複数のパートナー候補企業様とこれらプロジェクトの臨床試験開始に向けた協議を進めております。引続き、世界の患者様とそのご家族が必要とする画期的新薬をいち早く届けることに全力で努めて参ります。」

 

【東京大学協創プラットフォーム開発株式会社 水本 尚宏氏のコメント】

「前回ラウンドに続いて、今回も追加投資をさせて頂きました。モジュラス社は高いレベルの経営陣とサイエンスを有するだけでなく、ファブレス型のインシリコ創薬という日本で稀有な開発スタイルを採用する創薬ベンチャーです。アカデミアとの連携も徹底しており、単に創薬シーズを獲得するだけでなく、東京大学などが有するクライオ電顕や東工大のTSUBAMEをフル活用して開発を進めています。モジュラス社の開発スタイルは、今後の産学連携活動のモデルケースになると考えており、本投資で開発された薬が多く患者を救ってくれれば、弊社としてこれほど嬉しいことはありません。」

 

モジュラス株式会社について

概要   最先端創薬テクノロジーを駆使したネットワーク型創薬企業

設立   2016 年 8 月

所在地    東京都港区新橋1-18-21 第一日比谷ビル 7階

代表者      木村 俊、大野一樹

URL    https://www.modulusdiscovery.com

 

東京大学協創プラットフォーム開発株式会社(東大IPC)について

概要  東京大学周辺のイノベーション・エコシステムの発展を目指す投資事業会社

設立  2016年1月

株主  国立大学法人東京大学(100%)

所在地 東京都文京区本郷7-3-1 東京大学南研究棟アントレプレナーラボ261

代表者 代表取締役社長 大泉克彦

URL  https://www.utokyo-ipc.co.jp/

 

【お問い合わせ】

東京大学協創プラットフォーム開発株式会社

東京都文京区本郷 7-3-1 東京大学南研究棟アントレプレナーラボ 261

TEL: 03-3830-0200 / FAX: 03-3830-0183

Email: info2@utokyo-ipc.co.jp

 

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