東大IPCとは
東大IPCは、東京大学100%資本による初の投資事業会社として2016年に設立されました。
スタートアップ創出からグロースまでの支援・事業を通じて、
アカデミアからのイノベーションエコシステムの発展を目指しています。
東大IPCは、東京大学100%資本による初の投資事業会社として2016年に設立されました。
スタートアップ創出からグロースまでの支援・事業を通じて、
アカデミアからのイノベーションエコシステムの発展を目指しています。
東京大学協創プラットフォーム開発(東大IPC)は、2016年の設立以来、東京大学をはじめとする研究機関の知を社会に還元し、新しい産業や価値を生み出すことを使命として活動してきました。私たちが名乗る「IPC」=Innovation Platform Companyという名称には、明確な理念が込められています。
イノベーションは、一人の研究者や一つの組織の力だけで生まれるものではありません。研究者、起業家、投資家、企業、行政など、多様な人材や組織が交わり、互いの強みを補い合うことで初めて、研究成果が社会に実装され、持続的な価値を生み出していきます。
設立以来、東大IPCは数多くの大学発スタートアップを支援し、資金提供と経営支援を行ってきました。投資活動にとどまらず、起業家や研究者が集うコミュニティづくり、産業界との協創プログラム、さらには海外のイノベーション拠点との連携にも取り組んできました。これにより、大学発スタートアップの設立数や成長スピードは着実に向上し、国内外で存在感を示す企業が生まれつつあります。
また、私たちは「投資会社」から「エコシステムの構築者」へと進化してきました。資金支援だけではなく、産学連携プログラムや人材育成プログラムを展開することで、次世代の挑戦者を育む土壌を整えてきました。
私たちの活動は、研究者や起業家が安心して挑戦できる環境をつくることにあります。研究の知を社会に実装し、産業を通じて還元する。その過程で、人材が育ち、資金が循環し、新しい挑戦が次々と芽生えていく。これこそが私たちの考える「Innovation Platform」の姿です。
「C」はCompany―つまり、私たちは単なる支援組織ではなく、責任を持ち、成果にコミットし、社会に対して持続的に価値を提供する一つの企業体です。大学発イノベーションの長期的な成長を支える基盤となることを目指しています。
Innovation Platform Company―それは、挑戦の芽を未来の果実へと育む社会の基盤をつくること。私たち東大IPCは、この理念のもと、日本から世界へ、新たな産業と人材を生み出し続けていきます。
2025年 7月 代表取締役社長 植田 浩輔