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ハードウェア・マテリアル

Telexistence株式会社

Telexistence
AIと遠隔操作ソフトウエアの組み合わせにより
工場の外の世界にもロボットを実装し、
労働力不足を解決する

事業概要

かつてロボットといえば工場内の作業を担うものが主だったが、テレイグジスタンス社のつくるロボットは、工場の【外】の世界に実装することが可能である。同社は、世にある「身体性を伴う単純労働」をすべてロボットに置き換え、人間が「人間にしかできないクリエイティブな作業」にフォーカスできる世界を目指す、ロボティクススタートアップである。

「すべての惑星上のすべての人々に、ロボット革命の恩恵を授ける」をビジョンとして掲げており、また「人口減少とそれに伴う労働力不足」という社会課題に対し、実労働力として働くロボットを提供することで解決を目指している。

技術面においては、ロボットの設計・製造・運用までを一貫して自社で行なっていること、場所を選ばずにどこでも導入可能なロボットを開発していることが大きな特徴である。
Telexistence社のロボットはAI(機械学習)と遠隔操作ソフトウエアを組み合わせることで、これまでオペレーションとしてロボットの導入が難しかった業界にも労働力の提供を可能にした。多種多様な商品を狭いスペースで取り扱うコンビニエンスストアや、さまざまなサイズの荷物を広大なスペースの中で移動させる物流倉庫などに導入事例を増やしている。

起業の経緯

東京大学名誉教授の舘暲博士の研究である「Telexistence」の技術研究をもとに、2017年に創業。舘博士はTelexistence株式会社のCo-founder & Chairmanに就任している。

強みや競争優位性

Telexistence株式会社のロボットは、AI(機械学習)と遠隔操作ソフトウエアを組み合わせることで、これまでは運用面で導入の難しかった業界や産業にも提供できるようにつくられている。そのため、同社のロボットはコンビニエンスストアや物流倉庫など、これまでは人間しか働いていなかった現場でも活躍しており、「人口減少による労働力不足」という社会課題への解決の糸口を示しつつある。

本社住所
東京都中央区晴海4-7-4 Cross Dock Harumi 1階
設立年月日
2017年

担当者

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