グランドグリーン株式会社

支援先企業

ライフサイエンス・アグリテック

GRA&GREEN Inc.

代表取締役　丹羽優喜

https://www.gragreen.com/

Envision Future Plants 先端テクノロジーで
植物のポテンシャルを引き出し、世界を幸せに

事業概要

１．共同研究開発事業
グランドグリーン株式会社は、農林業、食品加工用原料など多様なニーズや用途に応じて、ゲノム編集技術を活用した共同種苗開発を提供している。
目標となる品種の作出に向けた戦略策定からゲノム編集の実施、官庁への届け出データ取得まで、専門家チームのサポートと弊社の独自技術を活用し、一気通貫のサービスを提供する。

２．オリジナル種苗開発事業
グランドグリーン株式会社では、これまで十分に活用されてこなかった遺伝資源を探索してかけ合わせることで新たな作物品種を開発している。
また、現在まで育種対象とされてこなかった作物や、新たな栽培体系に合った作物形質にも注目している。
生産者と連携することで、最適な栽培体系の構築も行っている。

起業の経緯

名古屋大学の野田口准教授が発見した技術に基づいて、JSTプログラムを利用し、野田口准教授と代表の丹羽が共同創業した。技術顧問に名古屋大学・東京大学の東山教授を迎えている。

強みや競争優位性

ゲノム編集技術について、様々な作物・品種に適用可能な独自プラットフォームを有しており、3軸の技術を提供している。
１．汎用的デリバリー技術「gene App™」
多種多様な植物種の実用品種に適用可能な独自の高効率デリバリー技術。遺伝子組み換えを介さず、かつ、組織培養が不要なため、短期間で高効率なゲノム編集を実施することが可能である。
２．オリジナルゲノム編集kit「3GE™」
植物細胞向けに独自改良を施したゲノム編集ツールと発現ベクターによって高効率なゲノム編集を提供する。
３．ゲノミクス
経験豊富な専門家チームの下、DNAの塩基配列を高速で正確に決定する次世代シークエンサーや独自のデータ解析等を活用し、標的遺伝子の特定を行う。

本社住所: 愛知県名古屋市千種区不老町1番
名古屋大学インキュベーション施設106号室

設立年月日: 2017年4月7日

担当者

古川圭祐
Keisuke Furukawa