2022/11/14

AI Communis Pte. Ltd.への出資を決定

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東京大学協創プラットフォーム開発株式会社(本社:東京都文京区本郷、代表取締役社長 大泉克彦、以下「東大IPC」)が運営する協創プラットフォーム開発1号投資事業有限責任組合(以下「協創1号ファンド」)は、動画編集ソフトウェアAurisを提供するAI Communis Pte. Ltd.(本社:シンガポール、Co-Founder & CEO 鈴木信彦、読み:エーアイ コムーニス、以下AI Communis社)に対して0.5 MIL USDの出資を行うことを決定しました。

今回のAI Communis社への投資は、株式会社デジタルガレージ(本社:東京都渋谷区、代表取締役 林郁)THE SEED (本社:東京都渋谷区、代表 廣澤太紀)、エンジェル投資家との共同投資となります。

 

 

“Make your contents accessible to the world! (さあ、世界へ飛び出そう!)”をビジョンに動画字幕付け編集ソフトAurisを開発

 

AI Communis社は、「音声認識技術を世の中に実装することで、社会の課題解決及び未来のコミュニケーションの創造に貢献する」という理念のもと、シンガポールを拠点として動画字幕付け編集ソフトAurisの開発を行っている企業です。
国内クリエイターエコノミーの市場規模は1兆3574億円と言われており、2034年に10兆円を上回ると試算されています(※1)。また一方で、世界のクリエイターエコノミーの市場規模は約1042億ドル(1ドル=145円換算で15.1兆円)と推計されており(※2)、世界に飛び出してより早く大きな市場で活躍するクリエイターの創出に寄与します。
同社は、このクリエイターエコノミーの台頭や新型コロナウィルスの状況下で、世界的に動画の視聴時間が増加している結果、動画を作成するビジネスパーソンやクリエイターが字幕・翻訳字幕付け業務に多大な時間を費やしているという実態、また視聴側も海外のコンテンツにアクセスする際の翻訳環境の課題に着目しました。

 

 

ワンクリックでグローバルコンテンツに。多国籍のユーザーとともに育てる「Auris」

 

Aurisは、音声認識、自然言語処理技術を活用し、日本語、英語、簡体中国語、東南アジア言語の文字起こし、および翻訳を行うソフトウェアで、シンプルかつ直感的な操作性で字幕の編集が可能です。
2021年11月のローンチ後、インド、フィリピン、パキスタン、インドネシアの他、日本、米国など世界110カ国で、学生から企業まで幅広く8.7万人のユーザー(2022年11月現在)に活用されており、複数の国内MCN(マルチチャンネル ネットワーク)との協業も始まっています。

 

また、東京大学大学院情報理工学系研究科 高道慎之介助教(システム情報学専攻 音メディア情報学研究室(猿渡・小山研究室)所属)と学術指導契約を締結。クリエイター本人の声を用いた多言語吹替機能の実装に向けて、音声合成技術を応用した動画音声の吹替機能の実装を目指しています。

 

東大IPCは、東京大学の技術研究の活用によって同社の技術開発推進、更にグローバルな市場に向けた事業開発を支援すべく、この度の出資を決定しました。

 

 

(※1)出所:三菱UFJリサーチ&コンサルティングhttps://www.murc.jp/report/rc/report/consulting_report/cr_221017-02/

(※2)出所:NeoReach Social Intelligence APIとInfluencer Marketing Hubの共同調査(2021年5月)

 

 

AI Communis社 Co-Founder & CEO鈴木 信彦 コメント

古川さんには、Aurisのプロトタイプリリースのタイミングから様々な御相談をさせていただき、アドバイスをいただきました。高道助教のご紹介などをふくめて、Aurisをともに育てていただける投資家にご一緒頂けるのは、起業家として本当に嬉しいことであり、これからもご期待に添えるよう精進いたします。

 

東大IPC  パートナー 古川圭祐 コメント

動画翻訳、字幕付けは想像以上に労力と時間を使う作業です。今後、クリエイターエコノミーの拡大や企業活動において、コンテンツのグローバル化はほぼ必須の流れとなり、翻訳は欠かせない作業となってくるでしょう。AI Communis社は高度で使いやすい翻訳ソフトを持ちながら、また東南アジアというまだ未開のマーケットへ挑戦しております。Aurisを世界で勝負できるサービスにしていけるよう、引き続き支援して参ります!

 

 

東京大学周辺の持続可能なイノベーション・エコシステムの発展を目指す、協創1号ファンド

 

協創1号ファンドは、東京大学関連ベンチャーの育成促進と、東京大学を取り巻くベンチャーキャピタルの質・量の充実、を中心に据えて運用を行なうことで、東京大学の周辺に持続可能なイノベーション・エコシステムを構築し、世界のベンチャー創出拠点の一つとなることに寄与することを目的としています。具体的な運用として、今までに6つのベンチャーキャピタルへのLP出資(ファンド オブ ファンズ)と、20社以上の東京大学関連ベンチャーへの直接投資を行い、現在も積極的に東京大学関連ベンチャーへの直接投資を行っています。事業化までに長い時間と比較的大きな資金が必要となるバイオテック・ディープテックベンチャーに対しては、長期ファンドを運用する東大IPCとして継続的な支援提供、その成功に向けた伴走を今後も行なってまいります。

 

東大IPCは、イノベーション・エコシステムの発展のため、ベンチャーキャピタルとの連携とともに、東京大学関連ベンチャーへの直接投資による育成促進を更に進めていきます。

 

 

AI Communis Pte. Ltd.について
概要  AI Communis Pte. Ltd.
設立  2020年4月
所在地 71 Ayer Rajah Crescent,#06-24,Singapore 139951
代表者 Co-Founder & CEO鈴木 信彦
URL  https://www.ai-communis.io/

 

 

東京大学協創プラットフォーム開発株式会社(東大IPC)について

概要  東京大学周辺のイノベーション・エコシステムの発展を目指す投資事業会社
設立  2016年1月
株主  国立大学法人東京大学(100%)
所在地 東京都文京区本郷7-3-1 東京大学南研究棟アントレプレナーラボ261
代表者 代表取締役社長 大泉克彦
URL  https://www.utokyo-ipc.co.jp/

 

 

【お問い合わせ】
東京大学協創プラットフォーム開発株式会社
東京都文京区本郷7-3-1 東京大学南研究棟アントレプレナーラボ261
TEL: 03-3830-0200 / FAX: 03-3830-0183
Email: info2@utokyo-ipc.co.jp

担当パートナー: 古川圭祐

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